Notiz

戀愛譚 東郷青児文筆選集

生誕120年ということで昨年から大規模な展覧会が全国で催されている画家・東郷青児。儚げで憂いを帯びた少女の絵画でお馴染みの東郷青児のもうひとつの顔、文筆作品を集めた1冊『戀愛譚 東郷青児文筆選集』をunderson野崎が企画・選・編集、堀口がデザインしました。長らくひと目にふれることなく眠っていた、単行本未収録の貴重な詩やエッセイを収録できたことが本当に喜ばしく、音楽家の小西康陽さんに「恋愛を人生の総てと考える人々」という素晴らしい序文をご寄稿いただくくことができました!
装丁もフランス留学してた東郷だけにフランス装はどうかな?とか(結局丸背の上製本に)、見返しやスピン、花布は一見カバーの雰囲気とは合わないようなビビッドな朱赤なのですがこれは「はっとするような朱赤にしたのは、シックな着物からあざやかな半襟がちらりのぞいてドキッ……」という野崎のアイデア。中の挿絵も、どれが文章に合ってるのだろう?と喧々諤々しながらチョイス。組版も自分の中ではかなりいい感じに組めました。
2月16日よりあべのハルカス美術館「生誕120年 東郷青児展 夢とうつつの女たち」のミュージアムショップにて先行販売、3月に正式に発売されます。

detail/四六版 上製本 カバー:ヴァンヌーボVMホワイト 四六Y130 + マットニス 帯:OKプラナスホワイト 84 表紙:NTラシャスノーホワイト 100 見返し;ディープマット バーミリオン 100 本文:オペラクリームマックス